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概要:経営幹部の性別や民族の多様性が高い企業は、多様性の低い企業よりも業績が優れていることが明らかになっている。
ディックス・スポーティング・グッズのローレン・ホバートCEO。
Ben Gabbe/Getty Images
ディックス・スポーティング・グッズは先ごろ、同社のCEOにローレン・ホバートが就任することを発表し、これでフォーチュン500を率いる女性CEOの数は41人に増えた。
このニュースは、CVSヘルスのカレン・リンチ、シティグループのジェーン・フレイザー、クロロックスのリンダ・レンドルなどの女性が大手企業の舵取りをするようになったことに続くものだ。
しかし、フォーチュンによると、フォーチュン500のCEOの中で有色人種の女性は3人しかいない。
フォーチュン500(フォーチュン誌がランキングした全米の企業上位500社)の女性CEOの数が新記録を達成した。
スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ(Dick's Sporting Goods)は、同社で3年間の社長を努めているローレン・ホバート(Lauren Hobart)がCEOに就任すると発表した。ホバートは、1948年に同社を設立した父親の後を継いで1984年からCEOの職にあるエド・スタック(Ed Stack)の後任となる。
フォーチュンによると、ホバートの起用で、フォーチュン500の女性CEOは41人となり、過去最高となった。ホバートは、ドラッグストアのCVSヘルスのカレン・リンチ(Karen Lynch)、シティ・グループのジェーン・フレイザー(Jane Fraser)、家庭用洗剤・漂白剤メーカーのクロロックス(Clorox)のリンダ・レンドル(Linda Rendle)など、最近CEOに指名された女性たちの仲間入りをする。
昨今の情勢にもかかわらず、フォーチュン500のうち女性が率いているのは約8%だ。そして、フォーチュン500のCEOの中で白人ではない女性は、ギャップ(Gap)のソニア・シンガル(Sonia Syngal)、AMDのリサ・スー(Lisa Su)、レストランチェーンのヤム・チャイナ(Yum China)のジョーイ・ワット(Joey Wat)の3人だけだ。
マッキンゼーとリーンインの最新レポート「Women in the Workplace」によると、2015年1月から2020年1月までの間に、「Cスイート」に占める女性の数は17%から21%に増加しており、研究者は報告書に「女性(特に有色人種の女性)の割合は劇的に低い状態だったが、その数は徐々に増加している」と記している。
多様性・公平性・包括性の専門家は企業に対し、経営幹部の地位にいる黒人女性や有色人種の女性の数を増やすために、雇用慣行を見直し、阻害された背景を持つ人々への支援の機会を増やし、多様性の目標に対する責任を経営者に負わせるよう推奨している。
マッキンゼーの調査によって、経営幹部の性別や民族の多様性が高い企業は、多様性の低い企業を上回る業績を上げていることがわかっている。
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[原文:There are now more women CEOs of Fortune 500 companies than ever before — but the numbers are still distressingly low]
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)
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