FXCMに販売停止命令、「中リスク投資家にCFD」ASICが問題視
今回の命令によって、FXCMは新規のリテール顧客へCFDを提供できなくなりました。
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概要:急拡大するCFDブローカーCapital.com、その次の一手とは?

世界のオンライン投資市場で存在感を強めるCFDブローカー・Capital.comが、南アフリカで新たなライセンス取得へ動き出した。関係者への取材で、同社が南アフリカ金融市場向けの正式な申請手続きに入ったことが明らかになった。
ただ、Capital.com側は現時点で南アフリカ進出を正式には認めていない。だが、広報担当者はこう語る。
「当社のグローバル展開戦略の一環として、複数の地域で新たなライセンス取得を検討しています」
静かに、しかし確実に──。
同社の視線はすでに次の成長市場へ向けられている。

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Capital.comは現在、日本とトルコでもライセンス取得プロセスを進行中だ。
さらに南米では、ブラジルやチリの事業責任者(CEO)を採用する動きも始まり、本格展開はもはや時間の問題となっている。
親会社を率いるのは、テック投資で知られる億万長者のビクター・プロコペニャ氏。
2017年のサービス開始からわずか数年で、英国、オーストラリア、キプロス、UAE、バハマと、主要規制当局の認可を次々と取得。新興ブローカーの枠を超え、今では世界規模のCFDプラットフォームへと成長した。
日本市場はご存じの通り、世界でも突出して規制が厳しい。
しかしその分、「日本のライセンスを持つ=強固な信頼性の証」という構図が成り立つ。
海外ブローカーにとって参入障壁は高い一方、取得できればブランド力は飛躍的に高まる。
日本のトレーダーにとっても、選択肢が増えることは間違いなくプラスだ。
Capital.comがどのようなサービス水準・透明性で日本市場に登場するのか、期待が高まる。
Capital.comの拡大は地域展開にとどまらない。
同社は「スケーラブルなインフラと新技術への投資」を進めており、特にブロックチェーン技術への注力が目立つ。
これは将来的な暗号資産関連サービスの拡充を示唆する動きだ。
南アフリカで提供される商品について確認したところ、担当者は慎重にこう答えた。
「現段階で具体的な提供商品は申し上げられません。ただし、当社は常にコンプライアンス・透明性・顧客サポートの面で最高基準を満たすことを最優先としています」
新領域拡大の準備はすでに静かに進んでいるようだ。
Capital.comはこの数カ月、欧州でも大きな動きを見せている。
ブルガリアの首都ソフィアには新たなカスタマーサポート拠点を設立。
運用インフラの強化に向け、最大500万ユーロを投資する計画も明らかにした。
事業拠点を増やしながら体制を整え、持続的な成長に必要な基盤を固めている印象だ。
ここ数年、南アフリカはCFDブローカーの新たな集積地として注目されている。
現地での運営にはOTCデリバティブ商品(ODP)ライセンスが必須だが、直近ではEBC Financial、Mitrade、Monaxa、CFI、XSなど、複数の企業が続々と取得。
さらにリテールFX大手Exnessは先月、ケープタウンに「地域ハブ」を開設した。
ただ、すべての企業が南ア市場を好機とみているわけではない。
IG Groupは今年、現地事業から撤退している。
この事例からも、南ア市場が「簡単ではない」ことがうかがえる。
南アフリカ、日本、トルコ、ブラジル、チリ──。
Capital.comは今、世界の成長市場へ次々と手を伸ばし、存在感を強めている。
ライセンス取得、現地組織づくり、新技術への投資。
そのどれを見ても、同社の狙いははっきりしている。
「グローバルで最も存在感を持つCFDブローカーになる」
今回の南アフリカ申請は、その長いロードマップのひとつのピースにすぎないだろう。
資金力、展開速度、事業領域──。
勢いを増すCapital.comの動向から、今後も目が離せない。

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